公式大会の配信肯定・否定

 どうも、最近観た映画が求めていたレベル以上で満足していた凡人です。今回は2月予選時にまた少し話題になっていた"公式大会予選の配信行為"への自身の考えをまとめていきたいと思う。

 

 まず自身の結論としては、そろそろ昔からの暗黙の了解に頼り争いながら統制するより配信をしたい・みたい新規層に歩み寄り妥協する必要が出てきた。また逆に新規層も多少の配慮をして配信することでお互いの主張の着地点が作れるのではないかと思う。

そこで以下5つが満たされた配信は少なくとも妥協と配慮があるものではないだろうか

①配信に遅延設定をする

②配信中は遡れないようにする

③大会中はアーカイブを非公開にする

④画面全体もしくは一部を隠して視聴者が得る情報量を減らす

⑤公式が確認できないような配信方法はしない

※公式規約の書き方が悪いため発生してる事案なので改善されたら話が変わるかもしれない。

 

〜1つの妥協点として〜

 

 

 ①配信に遅延設定をする

 これは情報をリアルタイムに取得させない事で配信者の意図しないトス・スナイプ・コメントとの連携によるチーミングに近い行為を事前に回避するために必須と考える。そもそも予選配信で何が問題とされるかというと、配信にロックされた構築が載りTN等の様々な情報から特定され一方的に情報アドバンテージを取るプレイヤーが発生することである。これによりポケモン対戦における公平性が失われるのは明白。

 

 

 ②配信中に遡れないようにする

 これも①と同時にできて且つ否定派の不満点である情報の流出を多少防げるための配慮として必須と考える。また遡れない事で配信者側に何かしらデメリットがあるわけではない。

 

 

 ③大会中はアーカイブを非公開にする

 ①、②と合わせる事で更に情報の流出量に対する制限をかけることが出来るため必須と考える。

配信者側はアーカイブでの再生数を稼ぎたいと思うが、不要な恨みを買ってまでしてもそこまでの価値はないのが現状。

 

 

  ④画面全体もしくは一部を隠して視聴者が得る情報量を減らす

 ①〜④を合わせるだけで割と対戦時における必要な情報は限られてくると思う。感覚としてはヴァロラントのマップ隠しみたいなものと思って欲しい。また遅延+遡り不可+画面による情報の欠如がある状況で配信に齧り付くように見てるプレイヤーが居たとしたら、情報流出による公平性欠如の観点ではなく流出した情報でアドを取りたい小狡いプレイヤーである。

 画面全体を隠した際のデメリットは視聴者の反応が悪い事だと思うが、これ自体は配信者側の力不足だと言いたい。個人の面白さ・売りがないため、ただ試合を垂れ流しにしているだけの現状から目を背けていないだろうか。何なら画面全体隠したとしても1事象に対するリアクションが良かったり、別のポイントから視聴者にエンタメを提供できる人間も存在している。一般的な例としては暴れるくんさんやビエラさんがそれに当たるだろう。

 もしそれでも納得できず配信したい場合はマッチングまでは画面下半分、マッチングから試合終了までは画面上半分を隠す事で相手の情報流出量を減らしつつ視聴者に映像を提供できるだろう。

※スカーフやエナジー等隠し切れないのもある。

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↑黒が大体半分のラインで赤まで行くとトレーナーカードも完全に隠れる。

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選出画面や対戦中の並び確認は全隠し以外だとそれなりに流出してしまうが、上半分が隠れることでダメージ感を無対策より与えずに済んだり相手の所持時間に対する指摘や一部プレイング指示のコメントが行い難い環境にする事は出来る。

 

 

 ⑤公式が確認できないような配信方法をしない

 これは当たり前の話で公式の用意した場所を勝手にメンバー限定、フォロワー限定等に制限したりするのはおかしな話である。そこが不正の現場となり得るし報告が公式に行った際は何故公式が課金等の手順を踏む必要があるのかと問題も明白。あくまでもコンテンツは企業のものと言う認識を持って遊びたいところだ

 

 

 ☆少し本筋から離れた話☆

 肯定派・否定派は海外勢の予選配信に対しても何かしらアクションを求めているがまだその段階ではないのを理解しよう。まず国内での意見が割れているのに何故公式を飛び越えて海外に殴り込みに行ったり、行かせようとするのか不思議でしかない。誤解なく100%の状態で主張を伝えられないなら唯の荒らしと荒らし誘導なだけである。
また伝えられる自信があるにしても、そこから何かしらの炎上が起きた際に責任が取れるのか考えて行動をしよう。
(急に他言語で配信やめろ!とかGoogle翻訳頼りの言葉で一方的な殴り込みが来たら怖くないか?)

 

 

〜最後に〜 

 

 今回は主に公式予選に注目したが、構築がロックされて試合数に制限があるシングル・ダブルの公式大会全てにおいて関係する問題だと思う。また普段のランクマッチにおいては構築情報がレンタルとして世に出回った後だったり、対戦の合間で自由に変更できるため情報流出のダメージが公式大会と比較した際に多少軽め且つリカバリーが効く。そのため今回の考えはあくまでも公式大会の配信についてと言うことを忘れないで欲しい。

 

 

 

 ぶっちゃけ最初の方にも書いたが公式が一番悪いと思っているため完全な解決までは望めない。しかし予選配信に突撃する過激派が昔より減った今、過激派予備軍と肯定派双方に声掛けして認識を改めてもらう事で平和な解決を望むことが出来るんじゃないかと思い書き始めた。何事も平和が一番だからね👴(みんなも何か意見があれば呟いて欲しい)